高コレステロール 治療薬一覧

HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)

 

メバロチン、リピトールなどに代表される医薬品の分類となります。
効果の強さによりスタンダードスタチンとストロングスタチンに分類されます。スタンダードスタチンはLDL-Cを約20〜30%低下させ、ストロングスタチンはLDL-Cを約40%低下させる働きを持っています。

 

HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン) 一覧

 

特徴

・肝臓でのコレステロールの合成を抑制する
・LDLコレステロール、総コレステロール(TC)値を下げる

 

 

フィブラート系

中性脂肪(TG)を下げる働きを持つフィブラート系薬は、TGを分解する酵素を活性化させる事で効果が発現します。

 

フィブラート系 一覧

 

特徴

・中性脂肪(TG)値を下げる
・LDLコレステロール値を下げ、HDLコレステロール値を上げる

 

*TG(トリグリセリド)は中性脂肪の略になります。

 

フェノフィブラート系
リピディルはTG低下作用以外に尿酸値低下作用を持つ事が知られています。

 

 

陰イオン交換樹脂

コレバイン錠が分類されるこの薬は小腸などでの胆汁酸を吸着させる事で胆汁酸の再吸収を防ぐ事で薬効を発現させます。

 

陰イオン交換樹脂 一覧

 

特徴

・LDLコレステロール、総コレステロール(TC)値を下げる

 

 

イコサペント酸エチル(EPA)

肝臓での脂肪酸の合成を抑制する事によりTG値を下げる働きをもつ薬となります。

 

イコサペント酸エチル(EPA) 一覧

 

特徴

・中性脂肪(TG)値を下げる
・抗動脈硬化作用(抗血小板作用による)

 

 

小腸コレステロールトランスポーター阻害薬

2007年に日本で発売されたゼチーア錠(エゼチミブ)がこれに分類されます。CYPによる代謝を受けない為、スタチンなどと併用される事も多い薬となっています。

 

小腸コレステロールトランスポーター阻害薬 一覧

 

特徴

・LDLコレステロール、総コレステロール(TC)値を下げる
・小腸からのコレステロール吸収抑制

 

 

プロブコール

最近ではあまり使用される事が見られなくなってきています。

 

プロブコール 一覧

 

特徴

・LDLコレステロール、総コレステロール(TC)値を下げる
・HDLコレステロール値も下がる
・抗動脈硬化作用(抗酸化作用)

 

 

ニコチン酸誘導体

ユベラと言えばかなりの方が聞いた事があるかと思いますが、そのユベラなどの事になります。しかしながら適応では通っていますが、コレステロール値を下げる為に使用される事はほぼない薬となります。

 

ニコチン酸誘導体 一覧

 

特徴

・中性脂肪(TG)値を下げる

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脂質異常症 治療薬 一覧記事一覧

スタチン系は大きく分けてスタンダードスタチンとストロングスタチンの2つに分ける事が出来ます。ストロングスタチンの方がLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げる効果が高くなっています。LDL-C低下作用以外にも、プラーク安定化作用、抗炎症作用などの効果もある薬剤となっています。スタンダードスタチン比較的軽症の場合はスタンダードスタチンが第一選択薬として使用されます。メバロチン錠リポバス錠ロー...


中性脂肪(TG)を下げる働きを持つフィブラート系薬は、TGを分解する酵素(LPL)を活性化させる事で効果が発現します。効果・効能・中性脂肪(TG)値を下げる・LDLコレステロール値を下げ、HDLコレステロール値を上げる作用機序LPL(リポ蛋白リパーゼ)という酵素を活性化させる事で、中性脂肪(TG)から遊離脂肪酸へ分解されるのを促進し、また遊離脂肪酸からTGが合成される事を抑制します。これらの効果に...


コレバイン錠が分類されるこの薬は小腸などでの胆汁酸を吸着させる事で胆汁酸の再吸収を防ぐ事で薬効を発現させます。効果・効能・LDLコレステロール、総コレステロール(TC)値を下げる作用機序肝臓から胆汁酸として排泄され腸管を通り排泄される過程で、胆汁酸はかなりの割合が腸管より再吸収されます。胆汁酸を吸着する事により再吸収を防ぐ薬が陰イオン交換樹脂薬剤になります。陽イオン交換樹脂コレバイン錠


肝臓での脂肪酸の合成を抑制する事によりTG値を下げる働きをもつ薬となります。効果・効能・中性脂肪(TG)値を下げる・抗動脈硬化作用(抗血小板作用による)作用機序コレステロールの腸管からの吸収抑制、肝での生合成活性抑制、胆汁中への異化排泄促進などにより脂質を低下させます。効果・血清脂質低下作用・抗血小板作用・動脈の伸展性保持作用EPA薬剤エパデールSエパデールカプセルロトリガ粒状カプセル


善玉コレステロールであるHDLコレステロール値を下げる働きがある事から、最近ではあまり使用される事が見られなくなってきています。効果・効能・LDLコレステロール、総コレステロール(TC)値を下げる・HDLコレステロール値も下がる・抗動脈硬化作用(抗酸化作用)作用機序肝臓で合成されたコレステロールは、血中に移行する場合と胆汁酸として排泄される場合に分かれます。プロブコール系薬剤は肝臓からの胆汁酸の排...


2007年に日本で発売されたゼチーア錠(エゼチミブ)がこれに分類されます。CYPによる代謝を受けない為、スタチンなどと併用される事も多い薬となっています。効果・効能・LDLコレステロール、総コレステロール(TC)値を下げる・小腸からのコレステロール吸収抑制作用機序食事性及び胆汁性コレステロールの吸収を阻害する事により効果を発揮します。スタチンとの併用により血中コレステロールをさらに低下させる事がわ...


ユベラと言えばかなりの方が聞いた事があるかと思いますが、そのユベラなどの事になります。しかしながら適応では通っていますが、コレステロール値を下げる為に使用される事はほぼない薬となります。効果・効能・中性脂肪(TG)値を下げる作用機序脂質代謝改善作用(コレステロールの異化・排泄、リポ蛋白代謝)により総コレステロール(TC)を低下させ、HDLコレステロールを上昇させます。ニコチン酸誘導体薬剤