エパデールS(300/600/900)のすべて

特徴

エパデールSはEPA(イコサペント酸)を主成分とする薬剤となり、適応上は閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善になります。

 

 

 

適応上は脂質異常症ではありませんが、総コレステロールで3〜6%低下作用、中性脂肪で14〜20%の低下作用があります。

 


 

規格

エパデールは300、600、900の3規格があり、それぞれ300mg、600mg、900mgのEPAが含まれています。

 

 

効果効能

・閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善

 

 

作用機序

コレステロールの腸管からの吸収抑制や、肝臓での生合成活性抑制及び肝臓からの分泌抑制、更には、血漿リポ蛋白リパーゼ(LPL)活性亢進などによりTG値を下げ、HDL-Cを増加させます。
また血小板凝集抑制作用等により動脈硬化進展を予防します。

 

 

半減期

不明

 

 

禁忌・併用注意

出血している患者 *止血が困難になる可能性がある為

 

 

排泄経路・性状・代謝酵素

投与168時間までで、尿中排泄(腎排泄)は2.7%、糞中排泄(胆汁排泄)は16.7%でありました。

 

 

副作用

エパデールSの副作用は発疹、掻痒感などとなりますが、比較的副作用発現率は少なくなっています。

 

 

注意点

空腹時の服用で吸収率の低下がみられる為、食直後に服用がベターとなります。また特に重篤な副作用の発現はみられなく安全性が高い薬剤となっています。

 

 

妊婦・授乳婦

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には安全性が確立していない為、一般的ではありますが基本的には投与しない事になっています。

 

 

薬価

 

規格 薬価
エパデールS300 39.9
エパデールS600 73.2
デパデールS900 105.4

*H28年4月変更薬価(次回はH30年4月予定)

 

 

 

ジェネリック医薬品(後発医薬品)

ジェネリック医薬品は既に多くのメーカーから発売されていますが、現在EPAの減量であるイワシなどの供給が間に合わず供給が需要に間に合っていない状態になっています。
基本「成分名+メーカー名」という形の名前となります。

 

医薬品名(メーカー) 薬価
イコサペント酸エチル粒状カプセル300mg「日医工」 16.4
イコサペント酸エチル粒状カプセル600mg「サワイ」 30.4
イコサペント酸エチル粒状カプセル900mg「TCK」 44

*上記以外も多数発売されています。

 

 

*ジェネリック医薬品の値段を調べたい場合はコチラのサイトを参考にして下さい。

 

 調べ方はまず先発品の名称を入力して表示された右側にある
 「同効薬リスト」をクリックするとジェネリック医薬品の価格が出てきます。

 

 

市販医薬品

エパデールSのスイッチOTC薬であるエパデールTが要指導医薬品として発売されていますが、2週間で5000円以上する非常に高価な医薬品となります。

 

またEPA、DHAについては健康食品として各社から発売されています。しかしながら医薬品であるエパデールSと同程度摂取するには量をだいぶ服用しなければならなく続ける事が苦痛になる場合があります。

 

健康食品でのDHA・EPA摂取は何がいい?

DHA・EPAは健康食品として多数の会社から発売されています。そんな中でもDHAとEPAが500mgも含まれているものが「きなり」となります。

 

1日4粒でDHA・EPA共に500mgを摂取できる「きなり」。優秀品品質評価機関モンドセレクションにて2年連続金賞受賞の経歴があり愛飲者が非常に多い健康食品となります。

 

通常安いDHA・EPA健康食品は魚臭い事が非常に多いのですが、このきなりは全く臭みがなく飲みやすい上に、サラサラで有名なナットウキナーゼまで含まれています。

 

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エパデールS詳細

成分名 イコサペント酸エチル
剤形・規格 錠剤/300/600/900
効果効能・用法・用量

エパデールS
・効果閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善
用法・用量イコサペント酸エチルとして、通常、成人1回600mgを1日3回、毎食直後に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

警告 特になし
禁忌 出血している患者
添付文書 医療用医薬品の添付文書情報

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